中西宏明会長が退任した理由は病気が原因。数年前からリンパ腫を患っていた。

出典:https://mainichi.jp/articles/20210104/k00/00m/020/089000c

経団連会長(一般社団法人日本経済団体連合会会長)であり、株式会社日立製作所取締役会長件執行役である中西宏明が、6月1日で退任することが明らかになった。

では一体退任を決意した理由は何なのだろうか。解説していきたい。

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退任の理由はリンパ腫が原因

中西宏明会長(74歳)は、2019年5月にリンパ腫の治療を受けており、翌年9月に復帰した。症状は完全に回復したかのように思われたが、2020年7月に再びリンパ腫の再発で入院していることが明らかになった。

今回の退任を決意した理由も、リンパ腫の再発が原因と思われる。

リンパ腫とは

出典:https://www.takeda.co.jp/patients/lymphoma/about2/

リンパ腫は「血液癌」の一種で、白血球の一種であるリンパ球が癌化したもの。リンパ節やリンパ管、脾臓、胸腺、扁桃などリンパ系の組織で発生することがあります。

リンパ腫は大きく分けると2種類あり、一つは「ホジキンリンパ腫」とよばれるもので、これは遺伝的な要素が大きいとされています。20〜30代と比較的若い世代の患者が多いことが特徴です。

もう一つは「非ホジキンリンパ腫」で、こちらは「ホジキンリンパ腫」と比べて悪性度が高く、高齢者の患者が多いのが特徴です。原因はウイルス感染だとされています。

リンパ腫についてもっと詳しく学ぶ↓

リンパ腫の種類 - リンパ腫のお話
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