
石倉洋子さんがデジタル庁の事務方トップとなるデジタル監に就任することが、2021年9月1日に明らかになりました。
デジタル庁は2021年9月1日に発足された、国のデジタル化を促進させることを目的とする機関です。
菅義偉政権の最重要政策でもあります。
そんなデジタル庁の事務方トップとなるデジタル監に就任した石倉洋子さんですが、
私は専門家でもないし、知識がすごくあるわけでもない
と発言したことで話題になっています。
今回は、彼女の評判や経歴、オードリー・タンとの対談経験について調べてみました!
石倉洋子がデジタル監に就任。その評判は?

後に紹介しますが、石倉洋子さんの経歴はとにかくすごいです!
こんなにすごい人がなぜ専門分野でもないデジタル監に就任したのか不思議ではありますが、世間の声はどうなんでしょうか。
石倉洋子さんがデジタル監に就任することが発覚した8月25日のツイートでは、72歳という年齢に対する不満や批判が多いのが印象的です。
一方、正式にデジタル監に就任した9月1日からは彼女の経歴に対する称賛や期待のツイートが多く寄せられています。
石倉洋子の経歴は?
- 1985年4月 マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社で世界の企業戦略等のコンサルテーションに従事。
- 1992年4月 青山学院大学国際政治経済学部教授。
- 1996年3月 エイボン・プロダクツ株式会社取締役。
- 2000年4月 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。
- 2001年2月 第1期中央教育審議会委員。
- 2004年4月 ボーダフォンホールディングス株式会社社外取締役、日本郵政公社理事。
- 2005年10月 第20期日本学術会議副会長。
- 2006年6月 商船三井社外取締役。
- 2008年1月 総合科学技術会議議員。
- 2010年6月 日清食品ホールディングス社外取締役、富士通社外取締役。
- 2011年4月 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。
- 2012年4月 一橋大学名誉教授。
- 2012年6月 ライフネット生命保険株式会社取締役。
- 2014年3月 慶應義塾大学退職。
- 2014年6月 双日社外取締役。
- 2015年6月 資生堂社外取締役。
- 2019年6月 積水化学工業社外取締役。
- 2020年5月 TSIホールディングス社外取締役。
- 2021年9月 デジタル監。
有名大学の教授や数々の大手企業の取締役を務めるなど、とんでもないキャリアウーマンです。
石倉さんは現在72歳なので、若かりし頃は男女差別が根強く残っていた時代だと思います。
それなのに大手企業の取締役を任されるなど、すごいですね!
本当に仕事ができる人なのだと思います。
石倉洋子の学歴は?

とんでもない経歴をお持ちの石倉洋子さんですが、学歴もずば抜けていました。
- 1964年3月 フェリス女学院中学校卒業。
- 1967年3月 フェリス女学院高等学校卒業
- 1971年3月 上智大学外国語学部英語学科卒後、フリーの通訳。
- 1980年5月 バージニア大学大学院経営学修士(MBA)取得。
- 1985年7月 ハーバード・ビジネス・スクール経営学博士(DBA)取得(日本人女性では初めて)。
フェリス女学院はお嬢様が通う女子校として知られていますが、偏差値が65もあり、お金持ちなだけでは決して通えない学校です。これは全国で41位に値します。
石倉さんは中学からフェリス女学院に通われているので、中学受験をし、高校は一貫校なのでそのまま進学したと予測できます。
大学は上智大学外国語学部の英語学科を卒業されています。
英語学科は上智大学の中でも経営学科に続いて2番目に高い偏差値で67.5あります。
さらに英語学科を卒業した後に専門を変更し、かの有名なハーバードで日本人て初となる経英学博士号(DBA)を取得されています。
紛れもない逸材ですね。
オードリー・タンとの対談経験も!

Twitterで話題なのが、台湾で天才と称されるデジタル担当大臣、オードリー・タンさんとの対談動画です。
これまでに石倉洋子さんのことは知らなくても、オードリー・タンさんならテレビで見たことがある人も多いのではないでしょうか。
そんな彼・彼女らの対談動画がこちらです。英語版と日本語版があるので両方のリンクを掲載しておきます。
まとめ
石倉洋子さんは72歳と高年齢なので、もっと若くITに詳しい人材が任命されるべきだったと不満を持つ人も多いですが、そんな不満を吹き飛ばすくらいのとてつもない経歴の持ち主。
彼女の今後の活躍に期待ですね!
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