2021年9月3日、日本で上映が開始された映画「シャンチーテンリングスの伝説」。
マーベルの最新作となる本作は、第25作目になります。
マーベルはいわばアメコミ映画と言われるジャンルで、ライバル社にDCがあります。
マーベルコミックスとDCコミックスは2大アメコミ会社で、それぞれ違う作品を出版しています。
マーベルコミックスの主なヒーローはアイアンマンやスパイダーマン、キャプテン・アメリカなどです。
一方DCコミックスのヒーローはスーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンなどが挙げられます。
私も映画「シャンチーテンリングスの伝説」を見るまでは知らなかった知識なので、知っておいて損はないと思います。
自分がどちらの作品の方が好きなのか、映画を見ながら俯瞰的に判断できますので、今後映画選びに失敗しないためにも是非覚えておきたい知識です。
それでは話がそれましたが本題に入りましょう!
シャンチーテンリングスの伝説を見た感想

初めに言っておきますが、私はマーベルファンではありません。
原作はもちろん知りませんし、偽マンダリン?というマーベルファンなら知っているキャラクターが本作の中で出てきたらしいのですが、どれのことかサッパリわかりませんでした。
マーベルファンじゃない人間が映画「シャンチーテンリングスの伝説」を見たらどんな感想を持つのか、楽しみながら読んでいただけたら幸いです。
全体的な感想
映画を見終わってまず思ったこと。
「全体的に話の内容ごちゃごちゃしすぎ!」
序盤に片腕ナイフのいかつい男と主人公シャンチーの戦闘シーンがあるのですが、そこが私にとってのピークでした。
戦闘シーンにはカンフーが取り入れられ、まるでジャッキーチェンを見ているかのような迫力のあるシーンでした。
その後もシンプルなアクション映画でいくのかなと予想していたのですが、途中で魔物が出てきて映画の印象がガラッと変わりました。エンディングにいくにつれてファンタジー要素が多くなり、”マーベルってこんなだったっけ”となるくらいごちゃごちゃした内容でした。
いろんな要素を取り入れたい監督の意図は伝わってきたのですが、「違う、そうじゃない!」と思わずツッコミたくなるくらい、ツッコミどころ満載の映画でした。
CG技術がすごかった!
序盤の方に、シャンチーの父ウェンウーと、その妻シャンリーが初めて出会って戦うシーンがあるのですが、それまでの映像にかなりCGが使われていた印象があります。
今見ている映像は現実の映像なのか、それともCGなのか、わからないほどCG技術が進化していました。
アメリカンジョーク連発

アメコミ映画なので、アメリカン要素満載でした。
結構な頻度でアメリカンジョークが繰り出され面白い場面はいくつかあったのですが、作者が中国の要素も取り入れたかったのか、中国とアメリカお互いがうまく混ざりきれていない印象でした。
どうせならどちらかに振り切って作品を作ってしまった方が、面白い作品になったのではないかなと思いました。
他のアメコミ映画に比べると…

これまで散々ダメ出しをしてきましたが、私が映画「シャンチーテンリングスの伝説」を見て少し残念に思った理由は、他のアメコミ映画が良すぎたためです。
一番最後に見たアメコミ映画は「アクアマン」でしたが、この作品がとんでもないくらい面白くて、2回劇場に見に行きました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私はマーベルファンではないので、今回の映画はあまり面白くないように感じられましたが、マーベルファンからするとまた違った感想になるのかもしれませんね。
とにかくアクションシーンは見応えがあるので、迷われている方は是非一度劇場に足を運んでみてください!