
『ゴルゴ13』の作者として知られる漫画家さいとう・たかをさんが、2021年9月24日に膵臓がんのため死去したことが、同月29日に明らかになりました。
『ゴルゴ13』は1968年11月から小学館『ビックコミック』にて連載が開始され、超一流のスナイパー『デューク東郷』の活躍が描かれた作品です。
単一漫画シリーズとしては世界一となる202巻を発行し、2021年3月時点でシリーズ累計発行部数は3億部を突破しています。
そんな日本の漫画を代表する『ゴルゴ13』の作者、さいとう・たかをさんの訃報に、SNSでは驚きと感謝の声でいっぱいです。
今回は、さいとう・たかをさんの年齢や娘・嫁(妻)について、年収や経歴についても調べてみました!
さいとう・たかをの年齢がわかるプロフィール
さいとう・たかをさん死去、84歳 24日に膵臓がんで「ゴルゴ13」継続 #さいとう・たかを #RIP https://t.co/I7JukoSwgZ
— 日刊スポーツ (@nikkansports) September 29, 2021
- 名前:さいとう・たかを
- 本名:斉藤隆夫(さいとう たかお)
- 生年月日:1936年11月3日(年齢84歳)
- 出身:和歌山県
- 血液型:A型
- 職業:漫画家
さいとう・たかをさんの年齢は84歳です。日本人男性の平均寿命は81歳なので、平均より少し長く生きられました。
さいとう・たかをさんは、5人兄弟の末っ子として和歌山県で生まれ、その後すぐに転居し、のちに大阪府堺市に移り住みました。さいとうさんご自身は43歳になるまで和歌山県で生まれたことを知らなかったそうです。
ご両親はさいとうさんが幼い頃に離婚し、母親が理髪店を営みながら女手一つで5人の子供を育てたそうです。
5人の子供を、仕事をしながら育てるなんて、さいとうさんの母親は本当に立派な方だったんですね。
ちなみにさいとう・たかをさんは幼い頃は不良少年で、将来の夢はボクサーか画家になることだったそうです。
さいとう・たかをの娘や嫁(妻)について
さいとう・たかをさんはこれまでに3回結婚しています。
その内の1人が漫画家だそうで、セツコ・山田さんといいます。

セツコ・山田さんは愛猫家だそうで、20年続いた猫漫画を描かれていました。

イラストは新聞によく掲載されていた4コマ漫画『コボちゃん』に似ていますね。
さいとう・たかをさんは、セツコ・山田さんとの間に娘が2人いらっしゃいます。セツコさんがまだ19歳、さいとう・たかをさんが25歳の時に2人は結婚しました。
【ガチ設営タイム】
— ぷー(9/20 I09b じゃんぐる堂) (@pooh_hekokiya) May 17, 2020
本日スペースには
《リアル》セツコ・山田本人が
役に立たない予感しかしない売り子たちと共にお待ちしておりますので、
お気軽にスペースへ《エア》お立ち寄り下さいね〜✨#エアコミティア #売り子は猫 pic.twitter.com/5mlpcWxS6u
こちらがセツコ・山田さんの画像になります。
2020年なので、セツコさんが78歳のときですね。
娘さん2人のお名前についてはわかっていませんが、このツイートをしているジャングル堂のぷーさんと、別のアカウントですーさんがあるのですが、この2人が娘さんのようです。同人誌でコンビで活動しているそうです。
娘さんお二人は、母親セツコさんの漫画のアシスタントも務めたことがあるそうです。
さいとう・たかをさんはセツコさん以外にも2回結婚しています。セツコさん以外のお嫁さん2人に関する情報は残念ながら見つかりませんでした。
ただ、セツコさんとの子供意外にも1人の子供がいて、娘さんだそうです。
さいとう・たかをさんは3人目の女性とはお亡くなりになられるまで婚姻関係が続いていました。
一番上の娘さんは、現在63歳だそうです。
さいとう・たかをの年収
連載継続中の漫画として日本で4番目の長寿漫画『ゴルゴ13』は、2021年3月の時点でシリーズ累計発行部数が3億部を突破しています。
そんな『ゴルゴ13』の作者であるさいとう・たかをさんの年収は相当な額だと思います。
そもそも漫画家の年収は「原稿料」と「印税」を合わせた額で決まります。
『ワンピース』の作者、尾田栄一郎さんの年収は億越えと言われていますが、さいとう・たかをさんも同じく億越えだと予想します。
2021年3月時点での発行部数が3億部なので、この部数から予想される印税だけで165億円を軽く超えています。
なので、税金などで減ったとしても、数億円は手元に残ると予想できます。
さいとう・たかをの経歴
さいとう・たかをさんの経歴を簡潔にまとめてみました。
- 1956年 理髪店をしながら描いた作品『空気男爵』で漫画家デビュー
- 1958年 先輩漫画家の久保田まさみに連れられ上京
- 1959年 「劇団工房」を結成
- 1960年 ギャラの分配などで揉め、「劇団工房」が分裂
- 1960年 「さいとう・プロダクション」を設立
- 1967年 時代劇アクション劇画『無用ノ介』を連載
- 1968年 『ゴルゴ13』の連載開始
- 1976年 小学館漫画賞の青年一般部門を受賞
- 2005年 小学館漫画賞の審査委員特別賞を受賞
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、さいとう・たかをさんの年齢や娘・嫁(妻)について、そして、年収や経歴についてまとめてみました!
52年も続いた『ゴルゴ13』の作者、さいとう・たかをさんは波乱万丈の人生を送ってこられました。
心からご冥福をお祈りします。